まことの教会とは | |||||
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まことの教会とは
それでは、このような懲罰を受けず、神の祝福を味わうまことの信仰の姿、まことの教会の姿はどのような姿であろうか。9節から10節に示されている。
ゼカリヤ7:9-10 万軍の主はこう仰せられる。「正しいさばきを行ない、互いに誠実を尽くし、あわれみ合え。やもめ、みなしご、在留異国人、貧しい者をしいたげるな。互いに心の中で悪をたくらむな。」
まことの信仰は“いつもしてきたように”くり返される宗教行事にとどまるのではなく、心から愛と公義を実践することである。このみことばに出てくる正しいさばき、誠実、あわれみなどは、みな神のご性質である。まことの信仰は、神の民の生活の中に神のご性質が現れることである。
特に神は、当時だれかの助けがなくては生きていくことが難しかったやもめやみなしご、在留異国人、貧しい者たちに深い関心を持たれた。彼らへの愛は、旧約で神がどにょうな方であるかを紹介するさいに欠かせない要素である。社会的に弱い人々、自分の力ではとうてい立ち上がれない人々への関心と愛は、まことの信仰、まことの教会の特徴である。
本文は、『悔い改めは神の恵み』 (イ・ジェフン著、日本Duranno書院)より、抜粋したものです。