HOME > COMMUNITY > COLUMN > 詳細を見る
COLUMN
次世代と共に、リバイバルを夢見て 
by.CGNTV
hit 594 recomend 155 2018-10-10 12:41:01

次世代と共に、リバイバルを夢見て     

 

インマヌエル綜合伝道団 浦和キリスト教会牧師 松井牧子

 

最近、「その情熱とパワーはどこから出てくるの?」とよく聞かれますが、最大の理由は、私が「赦された罪人だから」です。

私は祖父母、両親共に牧師という家庭に生まれましたが、いわゆる「放蕩娘」の期間がありました。それは、神様への裏切りの日々でした。我に返った時、「『キリスト・イエスは、罪人を救うためにこの世に来られた』ということばは、まことであり、そのまま受け入れるに値するものです。私はその罪人のかしらです」(Ⅰテモ 1:15)と告白しているパウロを思い出しました。「私も赦していただけける! 神様のもとに帰れる!」と思いました。しかし、その前に「私は以前は、神をけがす者、迫害する者、暴力をふるう者でした。それでも、信じていないときに知らないでしたことなので、あわれみを受けたのです」(13節)と書いてあり、私は絶望のどん底に突き落とされた思いでした。なぜなら、パウロは知らないでそうしたのに、私は知っていたのにそうしたからです。

それでも、主に罪を赦していただく以外に生きる道はないので、必死で悔い改め、赦しを求めました。すると、主は赦してくださり、「しかし、そのような私があわれみを受けたのは、イエス・キリストが、今後彼を信じて永遠のいのちを得ようとしている人々の見本にしようと、まず私に対してこの上ない寛容を示してくださったからです」(16節)というみことばをくださいました。主の十字架の愛を知っていながらも罪を犯した者を赦されたのは、「どんな罪人でも赦されるという見本」として、生涯を歩むためだと教えられました。

2つ目の理由は、高校生の時に奉仕の機会が多く与えられ、それが本当に楽しく、生涯を変える経験となり、奉仕を通して信仰の友が与えられ、今でもその友たちが宝となっているからです。嫌々やっていた奉仕が喜びとなり、生涯神様の世界の中で生き続けたいと思うようになり、今に至ります。

クリスチャンホームや牧師の子どもたちの多くが教会から離れてしまう現状を、主がどんなに悲しまれているかを思うとき、憐れみによって赦され、愛と恵みの中に生かされている者として仕える喜びを体験し、その道を歩んでほしいという次世代への思いはずっとありました。

ラブ・ソナタ東京2017のゴスペルナイトのプロデューサーを拝命したとき、「主よ! あなたのなさりたいこと、日本の若者に見せたいものを教えてください!」と祈りました。準備を進める中で韓国オンヌリ教会に招かれ、そこで主が見せてくださったのは、6000人の若者が心から喜びをもって主を礼拝し、献身の決心に立ち上がる姿でした。霊が感動で震え、主がなさりたいことがはっきり分かり、「主よ! 日本でもこの光景を見せてください」と祈りました。

ゴスペルナイト東京2017では、神様が同じ光景を東京国際フォーラムで見せてくださり、約500名の方々が「主と教会に仕えます」「牧師、宣教師になります」と決心をしました。ゴスペルナイトでの奉仕者、決心者の中から、5つのパンと2匹の魚を持った青年たちが「これを使ってください!」と複数集まりました。アンデレのように彼らを主のもとに連れていく役割をするように示され、具体的にはラブ・ソナタ東京実行委員会の先生方に紹介しました。

ゴスペルナイトで、多くの方が決心され、フォローアップの必要を示されていた実行委員会は、半年後の2018年1月、ゴスペルナイトNEXTを行うことになり、その企画、準備に青年たちに加わってもらうことになりました。彼らは、仕事や学校帰りに時間を割き、祈り、礼拝し、企画を話し合い、献身的に準備に当たり、ミーティングが23時を過ぎることもしばしばでした。そのときに、水を汲むしもべの特権と恵みを体験した彼らは、3月、6月と続いた首都圏でのユース大会のスタッフとして奉仕しました。超教派の青年が集まり、継続的に主催が違う集会のスタッフをするということは、未だかつて聞いたことがないと言われます。

しかし、ゴスペルナイト東京2017のチラシ作成時に「青年が立ち上がる時、日本に変革が起こる」というキャッチコピーを青年に与え、メッセージを通して「見よ。わたしは新しい事をする。今、もうそれが起ころうとしている」(イザ 43:19)と約束された主は真実なお方で、このチームの創始者であり、一人一人の名を呼んで集められたと信じています。ユースチーム結成から1年余りが経ち、彼らが「このチームは主と教会に仕えていくために、主ご自身が立ててくださった」と自覚を持ち、リバイバルを幻として見ながら、更に進もうとしています。「志を与え、事を行わせてくださる主」に感謝し期待して、次世代の宣教を担う決意を与えられた若者たちと共に、日本が主の救いと栄光で包まれる夢を見ながら仕えていきます。

 

松井牧子

964年生まれ。1988年、インマヌエル綜合伝道団聖宣神学院を卒業し、30年間、教会開拓。2014年、ミッション2015運営事務局アシスタントマネージャーとなり、セレブレーションオブラブwithフランクリン・グラハムの企画運営に従事。2017年、ラブ・ソナタ、ゴスペルナイト東京、翌年のゴスペルナイトNEXTのプロデューサーを務める。

 

 

本文は、『リビングライフ STORY 2018年10月』 (Duranno書院)より、抜粋したものです。

트위터로 보내기
TEXT ▲TEXT ▼
おすすめ 返信 リスト
 11304893 認証キーを入力してください
パスワードを入力してください
コメント書き込み