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聖書的な妻 講座:助け手   
by.CGNTV
hit 75 recomend 4 2017-07-14 16:17:12

聖書的な妻 講座:助け手      

 

トーチ・トリニティ神学大学 教授 イ・キボク

 

ほかの宗教や、いわゆる昔の“偉大な聖人”と言われる人々から、女性を尊重し、平等に扱う言葉や内容を見つけるのは難しいことです。イスラムの聖典『コーラン』では、妻は夫に絶対服従しなければならず、もし服従しなければ、まず忠告を与え、それでも聞かなければ罰を与えるようにと書かれています(コーラン 4章34節)。しかし、ムハンマド自身には13人の妻がいました。女性の位置と人権に関して、実に残念なことであると言わざるをえません。

しかし、創造主なる神は、男も女も神のかたちに造られました(創 1:27)。女性が男性よりも少しでも劣って創造されはしませんでした。また、イエス様は、女性に人格的に接し、尊重し、保護されました。さらには、ヨハネの福音書8章を見ると、姦淫の現場で捕らえられ、男たちによって連れてこられた女を保護し、救いのメッセージを与えられました。12年もの間、長血をわずらっていた女をいやして救われ(マコ 5:25~29)、7つの悪霊にとりつかれて苦しんでいたマグダラのマリヤを解放し、復活の証人として立てられました(マタ 27:56)。

 

1.  助け手の言語的な意味

しかし、創世記2章の後半では、男と女の順に創造されたという内容が出てきます。すなわち、男を先に創造してから、女を最後に助け手として創造されたのです。神様は、女性に助け手の使命を与えられたのです。

「神である主は仰せられた。『人が、ひとりでいるのは良くない。わたしは彼のために、彼にふさわしい助け手を造ろう』」(創 2:18)。

ところで、これまで「助ける」という意味が誤解され、なぜか下位である、あるいは劣った位置にあると解釈されることが多くありました。しかし、最近、聖書の言語を研究する学者たちによって、より正確な解釈がなされています。すなわち、「助ける」という単語は、ヘブル語「エゼル・クネゲド」ですが、この単語はむしろ力強い能力を表す単語だということがわかってきたのです。たとえば、「エゼル」という言葉が用いられている旧約聖書のほかの個所を調べてみましょう。

「エシュルンよ。神に並ぶ者はほかにない。神はあなたを助けるため天に乗り、威光のうちに雲に乗られる」(申 33:26)。「私は、悩む者、貧しい者です。神よ。私のところに急いでください。あなたは私の助け、私を救う方。主よ。遅れないでください」(詩 70:5)。「私は山に向かって目を上げる。私の助けは、どこから来るのだろうか。 私の助けは、天地を造られた主から来る」(詩 121:1~2)。

これらの聖書個所から、どんなことがわかりましたか。これらの個所に見られるように、「助ける」という単語は、神ご自身が弱い人間を助けるために現れてくださるときに用いられた単語でした。私たち人間がどうしても助けが必要な切迫した状況に置かれたとき、私たちを救うために現れてくださる全能なる神様に用いられた単語が、まさに「助ける」という意味のヘブル語でした。「助ける」というのは、力強い単語です。これは、より能力があり、力があり、知恵深く、同等でふさわしい助け手を意味します1)。聖霊が私たちを助けてくださるのと同様です。イエス様が私たちの弱さに力を与えてくださるのと同じです。神様が私たちの絶対的な助けであられるのと同じです。

では、女性はどんな存在なのでしょうか。助け手である妻は、どんな位置にいるのでしょうか。「助ける」という意味は何でしょうか。医者が患者を助けるのであって、患者が医者を助けるのではありません。同様に、強い者が弱い者を助けるのであって、弱い者が強い者を助けることはできないのです。悪い者から私を救うことのできるのは、力がより強く、能力のある人です。劣っていて、無力な人は助け手の役割を果たすことができません。

夫は妻の助けが切実に必要なのです。女性として、劣等感と無力感を捨てましょう。自己卑下するのもやめましょう。それは、謙遜ではありません。妻は夫を積極的に助けなければなりません。妻が夫を助けるためには、まず実力を積まなければなりません。日々、学び、発展し、成長しなければなりません。そのためには、何よりも神様が与えてくださる力と霊的な知恵を日々積んでいかなければなりません。

 

2.  どのように助けることができるか

結婚は、企業の合併(M&A)にたとえることができます。二つの企業が互いの足りない面を補い合い、より大きな生産的シナジー効果を出すために、合併します。同様に、夫婦が一体となるとき、より大きな使命を成し遂げることができるのです。もちろん、夫と妻が互いに助け合うのです。では、助け手として、妻はどのように夫を助けることができるでしょうか。

 

* 補完(compensation)

もし結婚初期から自分が夫の足りない面を助けるという覚悟があったなら、結婚生活は多くの面で変わってくるでしょう。ところが、助け手としての役割をしっかりと果たすためには、まず夫のことをよく知らなければなりません。夫の足りない点、弱い面を把握する必要があるのです。それらを指摘し、非難し、不平を言ったりするためではなく、それらの面で積極的に補完するためです。たとえば、夫がスケジュールや約束などをよく忘れがちな人であれば、妻がメモしておいて教えてあげます。忙しくて本を読む時間が足りなければ、代わりに読んで要約し、伝えてあげます。服のセンスがなければ、コーディネイトをしてあげ、素敵な夫を演出してあげます。夫が内向的な人であれば、代わりに交わりの幅を広げてあげます。文書や原稿を作成してあげたり、遠出するときは運転してあげることもできます。家事をよくこなすことも、立派な助け手としての働きです。私たちはよく、「どうして私が家事ばっかりしているの」と不平を言ったりします。しかし、専門家の姿勢を持つなら、考え方が変わるでしょう。妻の役割は使命であり、働きであり、専門職だからです。

 

*  慰めと励まし(encouragement)

もう一つの助け手の役割は、慰めと励ましです。女性の強みは、慰める能力です。時には母のように、時には姉のように、時には親友のように、妻がそばで勇気を与えるなら、夫はさらに発展し、成長するでしょう。実際、夫の意外な弱い面があるのを見ることがあります。強い振りをしていても、すぐに落胆し、勇気を失うような姿を見ることがあるのです。ある時は、重い責任感に疲れてしまうこともあります。またある時は、職場での無能さを覚え、圧力を感じることもあります。そんな時に、妻から慰めや励ましを受けられなかったら、どうなるでしょうか。夫は慰めを求めて、ほかのところをさまようかもしれません。妻が積極的に慰める者となってあげましょう。意外にも夫は、妻の慰めや励ましのことば一つで、力と勇気を得るものです。妻は慰めと励ましを通して夫に力を与えなければなりません。夫がつらいとき、慰めと励ましを与えることも、助け手の働きの一つです。

これまで、夫をよく支えた領域や、夫を励まし、慰めてあげた経験がありますか。それらは誇るべきことです。

 

* 良い影響力を与える

私たちには、ほかの人を変えることはできません。小言や指摘、非難などによって、だれかを変えることができないのは、なおさらのことです。人は、非難されて変わることはないからです。しかし、そばでよい影響力を与えるなら、それによって人は変わります。言葉で夫を変えることはできませんが、妻がまず正しく、善良で、堂々と生きる姿を見せるなら、その影響力はとても大きいことでしょう。まず私たち妻が正しい姿で生きましょう。良いことをしましょう。お金を愛したり、世に従ったりしないようにしましょう。夫は横でそれを見ています。そして、夫が妻を尊敬する心を持つようにしましょう。夫が妻の自慢をするようにしましょう。「うちの妻は、ほかの女性たちと違います。いつも学んで発展しようとします。いつも良いことをします。そして、心も美しいです。私は妻を通して多くのことを学ばされます。妻によって私は多くの面で変わりました」というような言葉を聞けるよう、助け手の使命を果たしてください。夫が神様に栄光をささげる人生を歩めるよう、良い影響力を与える妻になられますよう祝福します。

 

* 有能な助け手

立派な大統領になるためには、有能な助力者たちがそばにいなければなりません。有能な経営責任者(CEO)のそばには、有能な秘書やスタッフたちが欠かせません。成功した弟子の背後には、愛と実力を兼ね備えた師がいたはずです。謙遜な牧会者の横には、いつも謙遜であるようさとしてくれる夫人がいます。教会が健全に成長するためには、女性信徒たちの有能な協力が欠かせません。教会は、女性信徒たちを立て、同労者とするべきなのです。立派な夫のそばには、有能な妻が「助け手」として存在します。あなたの夫が次のように告白するようになることを目指しましょう。「あなたの助けがなかったら、今の私と私たちの家庭はなかったよ。本当にありがとう」「あなたを妻として与えてくださった神様に感謝するよ。あなたは神様からの恵みのプレゼントだよ」「あなたは本当にすばらしい妻だよ」というような言葉を聞くことが、妻の目標となるなら、それは神様に喜ばれることです。

妻は助け手「エゼル・クネゲド」です。夫は妻に頼りたいと思っています。夫は妻の助けが欠かせないのです。助け手としての役割を果たすためには、能力を備えなければなりません。要求し、頼り、執着する妻にならないでください。夫からすべてを満たしてもらおうとする依存性を捨てましょう。かえって夫を積極的に助けましょう。そのためには、何よりも妻が実力を持たなければなりません。精神的に、霊的に、社会的に発展してください。「助け手」は偉大な使命です。

 

3. 助け手としての実践課題

一週間、私が助け手として実践する課題を決めてみましょう。これまで不満を抱いていたこと、仕方なくしていたことなどを、助け手の使命としての考え方に変えてみましょう。忘れないでください。能力が足りなかったり劣っているからではなく、有能な使命者として夫を補完し、助ける事がらを考えてみましょう。うまくこなせたことに対して、自分自身をほめてあげ、夫にも誇ってみましょう。「私はこれこれのことをやったのよ。あなたを助けるためにがんばったの」と自慢してみましょう。助け手として自分の実践課題を書き出してみましょう。

 

例) 

・夫の有能な助力者、あるいは秘書として、細やかに夫の足りない部分を助ける

・夫の仕事に必要な文書作成を助ける

・夫の車のガソリンがなくなりそうなとき、前もってガソリンを入れ、洗車もしてあげる

・夫に勇気と励ましを与えるために「あなたは本当に素敵な人ね」と言ってあげる

・夫に「きょうの夕食、食べたいものがあったら言ってね。おいしく作っておくから」と携帯メッセージを送る

・夫に「何か私にできることがあったら言ってね」と携帯メッセージを送る

 

創造主なる神様。私に助け手としての特権を与えてくださって、ありがとうございます。私が助け手としての役割を果たすとき、神の国が健全に広がると信じます。全世界の女性が、女を「エゼル・クネゲド」として創造された神様の摂理を知ることができますように。主よ、日々助け手の使命を果たせるよう、力を与えてください。主を待ち望みます。主だけが私たちの助け手であられると告白します。私たち妻を通して夫と家庭が正しく立てられますように。女性の助け手としての使命を通して、教会がさらに健全にリバイバルすることを願います。イエス様の御名によって祈ります。アーメン。

 

 

 

イ・キボク

トーチ・トリニティ神学大学院、キリスト教カウンセリング学教授。オンヌリ教会協力牧師、ツラノバイブルカレッジ家庭ミニストリーディレクター。ラブソナタ講師。

 

 

本文は、『リビングライフ STORY 2017年7月』 (Duranno書院)より、抜粋したものです。

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