今日のみことばの要約 イスラエルが神に逆らい、そのさとしを守らず、高き所を築いて偶像を拝み続けたので、神は激しく怒り、幕屋を見放して御栄えを敵の手に渡されました。神は、ご自分の民の死と苦しみをご覧になり、敵を打って退けられました。そして、しもべダビデを選び、全き心と英知の手で彼らを導くようにされました。
みことばから たるんだ弓の矢のような民 78:56〜64 イスラエルは、この世に対する神の夢でした。しかし、彼らは約束の地に入ってからも神を試み、神に逆らい、さとしを守りませんでした。彼らの姿は、まるでたるんだ弓の矢のように、それて行きました。射手の言うことを聞かず、とんでもない方向に飛んで行く矢は使い物になりません。イスラエルは、神が与えてくださった約束の地で、あらゆる偶像に仕えました。激しく怒った神がイスラエルを退け、幕屋を見放されると、神の契約の箱も敵の手に奪われました。敵は剣で彼らを殺し、約束の地は圧制者のものになりました。救われた私たちは神の夢です。ですから、神が喜んで用いてくださる矢となり、神の祝福の通りよき管とならなければなりません。
-約束の地でも神に逆らい続けたイスラエルは、結局、どうなりましたか。神のみこころとは違うのに、あなたが繰り返していることはありませんか。
シオンの山とダビデを選ばれた神 78:65〜72 イスラエルが神の恵みのみわざを忘れたにもかかわらず、神は彼らを敵から救い出してくださいました。神は、ユダの部族を選び、またシオンの山を選んでご自分の聖所を建てられました。そして、羊の世話をしていた羊飼いダビデを召し出し、イスラエルを牧する王とされました。ダビデは全き心と英知の手で民を導きました。神は、何度も恵みを忘れて罪を犯すイスラエルを見捨てられませんでした。その愛により、イエス・キリストをダビデの子孫として世に遣わしてくださいました。このように、詩篇の作者が、神が行われたすばらしい救いのみわざを伝えた理由は、子孫たちが先祖たちのように愚かな道に歩まないよう願ったからです。賢い人生は、神のみわざと恵みを覚えるところから始まります。
-イスラエルの回復のために神が選ばれた人はだれですか。全き心と英知の手であなたが導くべき人はだれでしょうか。
今日の祈り 私の悪しき心と愚かさをご存じでありながら、私を最後まで見捨てられない神様の愛に感謝します。罪に向かっていた歩みを止め、神様に手を取られて正しい道に立ち返ることを願います。栄光に満ちた神様の子どもにふさわく、福音を運ぶ器として用いられますように。
*リビングライフは「聖書 新改訳2017」を使用しています。 * リビングライフの文章のコンテンツ著作権は、ツラノ書院にあります。 |
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