今日のみことばの要約 ダビデはアマレク人を討ち、奪い取られたものをすべて取り戻します。意地の悪い者たちは、疲れてベソル川のほとりにとどまっていた2百人の者に分捕り物を分けたくないと言います。しかしダビデは、主が自分たちを守り、略奪隊を自分たちの手に渡されたのだから、ともに同じく分け合うべきだと言います。
みことばから すべてのものを取り戻したダビデ 30:16〜20 神は約束を果たされます。エジプト人の若者の助けで、ダビデはアマレク人を簡単に見つけることができました。彼らは略奪した分捕り物で宴会を開いていました。ダビデは、そのように完全に油断していた彼らを「夕暮れ」に奇襲しました。4百人が逃げたということから、アマレク人の兵の数が、ダビデの兵の数よりはるかに多かったことが分かります。神が導かれる戦いでは、数は重要ではありません。ダビデはすべてを取り返し、何一つ失いませんでした(19節)。これは、「必ず救い出すことができる」(8節)と言われた神の約束の成就です。ダビデは、彼らからすべての羊と牛も奪い、「戦勝品」としました。
-ダビデが少ない兵でアマレク人を奇襲できたのはなぜですか。神の助けによって期待以上の成果を収めた経験があるなら、それは何ですか。
戦勝品を分ける原則 30:21〜31 アマレク人に奪われたものをすべて取り返したダビデの軍隊は、ベソル川で待っていた2百人と合流します。しかし、ダビデと一緒に行った人のうち、意地の悪い、よこしまな者たちが、残っていた者たちに戦勝品を分けるわけにはいかないと言いました。これに対し、ダビデは、アマレク人に勝ったのは、4百人の力ではなく、神がともにおられたからだということに気づかせ、戦勝品を公平に分けるよう命じます。ダビデは良い結果は、神が下さった恵みだと知っていたので、弱い者を含めて、すべての人と分けるという原則を立てました。また、アマレク人がユダの地から奪った戦勝品をユダに返します。危機にあっても神の助けにより大勝利を収めたなら、恵みの産物である戦勝品を隣人と公平に分けるべきです。それが、すべての人を胸に抱くリーダーシップです。
-ダビデが戦勝品をみなに同じように分けた理由は何ですか。自分の労苦の結果を他の人と分かち合うことについて、あなたはどう考えますか。
今日の祈り 勝利と敗北が繰り返される人生の中で、最後まで主に拠り頼む信仰をお与えください。絶望から希望に移らせてくださる救いの恵みを味わう一方で、勝利の喜びに酔って高慢にならないようにしてください。栄光は主にささげ、戦利品は人々と分かち合うことができますように。 *リビングライフは「聖書 新改訳2017」を使用しています。 * リビングライフの文章のコンテンツ著作権は、ツラノ書院にあります。 |
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