今日のみことばの要約 仮庵の祭りが近づくと、イエスの兄弟たちはイエスを信じていなかったので、イエスに自分を世に示すようにと言います。イエスはご自分の時はまだ来ていないと言われます。しかし、兄弟たちが祭りに上って行った後で、イエスご自身も内密に上って行かれます。ユダヤ人たちは祭りの場でイエスを捜します。
みことばから 兄弟たちの不信仰 7:1〜7 イエスをキリストと告白して信じることは神の恵みです。イエスとともに成長した兄弟たちも、イエスがキリストであることを理解できませんでした。彼らはしるしを行われるイエスを、人々の前で自分を示すことを好む者と考えるだけでした。仮庵の祭りが近づくと、兄弟たちはイエスに向かってユダヤに行って自分を世に示すように言いました。イエスは彼らにご自分の「時」(ギリシア語「カイロス」)がまだ来ていないと答えます(6, 8節)。ここで「時」は、イエスにあって神が働かれる時間を表します。イエスはユダヤに上って行く時がまだご自分に許されていないと語られたのです。イエスは徹底的に神の時間に合わせて働かれます。
-兄弟たちがイエスにユダヤに上りなさいと言うと、イエスは何と答えられましたか。あなたが人々の衝動に振り回されず、時を待っていることは何ですか。
内密に祭りに行かれたイエス 7:8〜13 祭りに上って行かないと答えられたイエスは、内密にユダヤに上られました(8, 10節)。このことは次のように解釈することができます。第一に、イエスは祈りを通してご自分の時が満ちたことを知っておられました。第二に、「この祭り」(8節)という表現から、「仮庵(天幕)の祭り」とイエスご自身である「まことの天幕」を区分されました。つまり、世の仮庵の祭りには行かなくても、ご自分のまことの天幕には行くという意味です。第三に、「まだ」上って行かないということば(8節)で、後で上って行くことを暗示しています。第四に、ご自分を示しなさいという要求を拒み、イエスの方法で「内密に」(10節)上って行かれました。そのため、イエスの行動には矛盾がなく、ご計画どおり、ご自分が定めた時に行動されたのです。
-イエスが祭りに密かに上って行かれた理由は何ですか。みことばに従い、あなたが内密に進めるべきことがあるなら、それは何でしょうか。
今日の祈り 人々から認められることを求めず、神様の時に従われたイエス様に倣いたいと願います。焦りや不安を捨てて神様のみこころに集中し、みことばに従って行動できるように導いてください。私の人生に対する神様のご計画を悟り、時を見分けられるようにしてください。
*リビングライフは「聖書 新改訳2017」を使用しています。 * リビングライフの文章のコンテンツ著作権は、ツラノ書院にあります。 |
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