今日のみことばの要約 知恵は「わたしの叱責に立ち返れ」と、浅はかな者や分別のない者に叫びますが、彼らは知恵の忠告をなおざりにし、叱責を受け入れません。彼らが恐怖に襲われるとき、知恵を捜し求めても見出すことができず、自分の行いの実を食らいます。知恵に聞き従う者は、安全に住み、恐れることなく、安らかです。
みことばから 知恵の叫び 1:20〜22 知恵は、私たちから遠く離れているわけではありません。本文は、知恵を擬人化し、知恵がどんなに私たちの近くにいるのか、また私たちをどんなに切実に義の道へと招いているのかを、生き生きと描いています。知恵は、人々が往来する大通り、広場、街角、町の門の入り口で、自分のことばを語ります。知恵が根本的に私たちに教えようとしているのは、幸いな人生のための正しい選択と行動の仕方です。それは、究極的には、神の知恵としてこの世に来られた主イエスの人生と新旧約聖書の教えを意味しています(Ⅰコリ 1:24、Ⅱテモ 3:16~17)。人生をただ駆け抜けるかのように生きるのではなく、時々立ち止まって、神の知恵によって人生の方向と速度を点検するべきです。
-知恵の教えを知らなかったと言い訳できない理由は何ですか。知恵の声にいつも耳を傾けるためには、どうしたらよいでしょうか。
愚かな者と立ち返る者 1:23〜33 知恵の呼びかけと教えにどのように応えるかによって、私たちの人生は違ってきます。愚かな者は知恵を拒み、教えを蔑みます。その結果、嵐のような恐怖に襲われ、災難や苦悩にあいます。愚かな者は、そうなってはじめて知恵を捜し求めますが、もはや知恵は答えてくれません。そのすべての原因は、彼が知識を憎み、主を恐れることを選ばなかったからです(29節)。その反面、知恵の教えを聞く者には、神がご自分の霊を注ぎ、みことばを悟るよう助けてくださいます(23節)。私たちのうちに住まわれる「主の御霊」は、私たちがみことばを悟れるよう、とりなしてくださいます(ロマ 8:26)。知恵のことばを知るとき、嵐のような人生は穏やかな海のように安らかになります(33節)。
-知恵の呼びかけや教えを蔑む者の最期はどうなりますか。聖霊が悟らせてくださったみことばのうち、今日従うべきことは何でしょうか。
今日の祈り 神様、私のうちに聖霊を注ぎ、愚かで分別のない生き方から立ち返らせてくださり感謝します。私のもとに来て語られる切なる知恵の御声を聞き逃さないように助けてください。恐怖や苦悩に襲われるときでも、聖霊に支えられ、心の安らぎを失いませんように。
*リビングライフは「聖書 新改訳2017」を使用しています。 * リビングライフの文章のコンテンツ著作権は、ツラノ書院にあります。 |
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