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イエス・キリストが福音です ~福澤満雄牧師のメッセージ
by.CGNTV
hit 1054 recomend 165 2018-07-17 10:42:10

イエス・キリストが福音です ~福澤満雄牧師のメッセージ   

 

日本CGNTVの番組より

 

「自分の愛する者に寄りかかって、荒野から上って来るひとはだれでしょう 」(雅 8:5)。

あなたはたった一度の人生、何を愛して生きていますか。多くの人はお金や地位や財産、名誉を愛して生きています。この地上で生きるためには、それらもなくてはならないかもしれません。しかし、本当に大切なのは、人と人との心の通う愛だと思います。「自分の愛する者に寄りかかって」と聖書は言っています。名誉や財産、学歴はやがて消え失せます。永遠に寄りかかるべきものではありません。人格のある人に寄りかかること、それが喜びだと思います。

寄りかかるためには、いくつかの条件があります。一つは、すぐ近くにいてくれることです。どんなに愛し合っていても、離れていれば寄りかかれません。また、寄りかかるためには、自分の弱さを認めなければいけません。自分一人で生きていけると思う人は、寄りかかろうとはしません。でも、自分は弱いと認められる謙遜な人は、だれかに寄りかかりたいという気持ちになります。寄りかかるためには、その相手が24時間365日、いつもそばにいてくれることが必要です。残念ながら、人間には常にそばにいてくれる人はいません。それでも、私たちには寄りかかることのできる人が必要です。

雅歌8章5節には「自分の愛する者に寄りかかって、荒野から」とあります。私たちの人生もまさに荒野です。荒野には道がありません。あなたには明日の計画、来年の計画があるかもしれませんが、計画通りになるとは限りません。明日の見えない人生は、道のない荒野です。一晩嵐が吹けば、たちまち道が見えなくなる。それが人生です。

また、いのちのない世界を荒野と言います。聖書には「すべての人は罪を犯したので、神から栄誉を受けることができない」「罪による報酬は永遠の死だ」とあります。永遠のいのちを持っている人はいません。私たちの人生は、生まれた時から死に向かって下りの人生を送っています。熱心に勉強し、汗を流して働いても、そのゴールは永遠の死です。しかしイエス・キリストに出会うと、下りの人生から上りの人生に変わります。今から二千年前にイエス様が人の姿でこの地に来てくださいました。「罪から来る報酬は死です。しかし、神の下さる賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです」(ロマ 6:23)。イエス様が十字架にかかったのは、私たちの罪の代価を全部払うためでした。イエス様は十字架の上で血を流し、涙を流しながら祈られました。「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです」(ルカ 23:34)。まさにこの祈りどおり、私たちも何をしているかわからないのです。

イエス様は、十字架の上で「わが神、わが神。どうしてわたしをお見捨てになったのですか 」と叫ばれました。本当だったら私がそう言うべきです。神のさばきの座につき「おまえは地獄に行け」と言われた時に「神様、どうして私を見捨てるのですか」と言うべきだったのです。しかし、イエス様が代わりに黄泉にまで下ってくださり、死に打ち勝って三日目に復活されました。「わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです」(ヨハ 11:25)というみことばを確証されました。私たちは、イエス様を信じた時、罪が赦され、永遠のいのちが与えられます。まさにイエス様に出会ったその時、下りの人生から天国に上りゆく人生を歩み始めるのです。荒野には道がありません。しかし、イエス様は「わたしが道だ」とおっしゃいました。

イエス様は「わたしは真理だ」とおっしゃいました。私たちは何が真理であるかわからない、だまし合いの世界に生きています。時代が変わっても、国が変わっても、決して変わらないものが真理です。イエス様は絶対に変わりません。「恐れるな。わたしがあなたを贖ったのだ。わたしはあなたの名を呼んだ。あなたはわたしのもの」(イザ 43:1)。「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」(イザ 43:4)。これが聖書の約束であり、真理です。決して変わることはありません。人生の最大の恐れは死です。しかし、死からよみがえられたイエス様が、復活の力をもって私たちを死から解放してくださいました。いつ死がやってきても大丈夫です。最後の日に私たちは名を呼ばれて天国に入るのです。

きょうもあなたのそばにイエス様がおられます。本当に人生は何が起こるかわかりません。ダビデは言いました。「たとい、死の陰の谷を歩くことがあっても、私はわざわいを恐れません。あなたが私とともにおられますから」(詩 23:4)。素晴らしい約束です。きょう、イエス様に出会って、下りの人生から上りの人生に入ってください。

 

福澤満雄

1937年、日蓮宗の家庭に生まれる。1956年、株式会社ニコンの聖書研究会から、日本同盟大井教会に導かれて受洗。1963年、ホーリネス東京聖書学院卒業。東京、山形、川崎で23年間牧師を務める。1987年、ジャパン・カルバリー・クルセードを設立し、巡回伝道者となり、2015年に終了し、現在は巡回伝道を続けている。

 

 

本文は、『リビングライフ STORY 2018年7月』 (Duranno書院)より、抜粋したものです。

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