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日本人の心に届く説教 “安心と驚き”のメッセージ
by.CGNTV
hit 837 recomend 192 2019-03-27 05:52:10

日本人の心に届く説教

“安心と驚き”のメッセージ

 

大和カルバリーチャペル 牧師 大川従道

 

  私達の教会のモットーは「明るく、元気で、のびのびと」です。日曜日の人気番組のトップ5に笑点が入っています。日曜日、明るい話題のある所に視聴率が高くなるわけです。「堅い、暗い、つまらない」というイメージが教会にあると未信者の方が言っておられました。「明るく、元気でのびのびと」という状況を作ることができれば、一般の方々が集まってくると思います。特別集会のチラシを作るとき、「牧師のご挨拶」の欄がありますが、それで決まります。「今日いらっしゃれなくても、毎週やっていますので、もしよろしければ来てください。」などという、地域の人々の心を掴む言葉を探すと良いと思います。また話題性のあるものをチラシに書き込むことは、とても重要なことです。こういうコラムのようなものを普段から見つけておくことが、チラシを作る時に絶対的に必要なことです。どの言葉を選ぶかということはとても重要なことです。人々に説教を語る前に、まず人々を集めないといけないわけですから、どうしたら教会の敷居を下げて人々を集めることができるのか、それが重要なのです。また、どのような言葉を使えば良いのか吟味する必要があります。礼拝プログラムに載っているからやるのではなくて、プログラムを見直す必要もあると思います。初めて来られた方を紹介した方が良い場合もあるし、紹介しない方が良い場合もあります。ですから、そういうことも立ち止まって考える必要があります。彼らを捉えるための工夫を凝らす必要があります。言っていることが正しくても、未信者に伝わらないこともたくさんあります。

  私達の教会の様子を一言で言えば、「安心と驚き」です。「安心」というのは、怒られない、裁かれない。「驚き」というのは、水がぶどう酒に変わる驚きです。真理を難しくしない努力をする必要があります。礼拝は私たちが神にサービスをするという認識ではなく、神様が私達にサービスして下さるものです。安心と驚きの出会いです。実のところ全てのことを喜び、たえず感謝していると、それだけで伝道になります。福音を単純化して人々によい証をするということが非常に重要です。あの笑顔を見たいと思い、礼拝に出て来る方々が大勢いらっしゃるということを心にとどめておきたいと思います。

 初代教会の時代、ペテロが捕まった時に教会は熱心にお祈りしたとあります。クリスチャンなら奇跡を経験していない人はいないでしょう。私達の教会に奇跡が起こったのは、祈りを通して聖霊様が働いて下さったからだと常に言っています。私が就任した時、礼拝は27名、学生が1人でした。1年もたたないうちに教会は青年で溢れました。夜の伝道集会に若い人が集まるようになりました。今は日曜日に1000人の礼拝を持っています。主の御名をあがめます。洗礼を受けた人は3000人くらいいます。主がこの教会を特別に導いて下さったと信じます。祈祷会は最初5人で始めましたが、今は400人から500人くらい来ています。家庭のあるご婦人には、水曜日の夜は来ないでくださいと言います。そのため木曜日の朝にも祈祷会をしています。たった一人のために始めましたが、今は200人くらいの人達が来ています。祈祷会の盛んな教会にしようと今でも思っています。

 私は自分が祝福されてきたことの要因を数年前に発見しました。私は13歳の時に救われて献身しました。牧師は召命を受けないと牧師になれないことは知っていました。こんなに素晴らしい喜びを頂けるなら志願します、牧師にさせて下さいと私の全てを捧げました。こんな私でもお捧げしたら、主が祝福して多くの方々に福音を伝えるようにしてくださいました。完璧に主に捧げる人生を送るなら、驚くべき祝福にあずかることができるとイエスの御名で証します。

  イザヤ10章27節 「彼の重荷はあなたの肩からおり、彼のくびきはあなたの首から離れる。」油注ぎがあれば、くびきは破壊されます。何もしないのに解放されることがあります。教会に入ってきただけで、涙が出てなぜだろうと思う。それは聖霊の臨在です。中に入ってくると、罪が示されます。まだ説教が始まっていないのに、賛美の中で癒しが起こります。心の傷が癒されます。これが「油注ぎ」です。

  私達日本人はいつも頭で考えます。しかし霊の世界は違います。聖霊の風は己が好むところに吹き荒れるものです。初代教会は聖霊に励まされて成長しました。鷲がその翼を張るかの如くに聖霊が励まして下さる世界があるということに気が付いていただきたい。聖霊が日本の教会を励ましてくださっています。

  イザヤ32章15節「ついには霊がわれわれの上から注がれて、荒野は良き果樹園となり畑は森のごとくに見られるようになる。」

日本のように99%ノンクリスチャンの国だからこそ、神様のリバイバルは必ず起こると信じています。聖霊の励ましを受け取りましょう。

 

この原稿は2018年10月29日に千葉県市川市で語られた教職セミナーを文章化したものです

文責:日本CGNTV 

 

本文は、『リビングライフ STORY 2019年3月』 (Duranno書院)より、抜粋したものです。

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