今日のみことばの要約 過ちに陥っている兄弟を柔和な心で正し、自らも誘惑に陥らないように気をつけるべきです。互いの重荷を負い合い、それぞれ自分の行いを吟味しなければなりません。みことばを教えてくれる人とすべての良いものを分かち合うべきです。人は蒔いたものを刈り取ることになるので、失望せずに善を行うべきです。
みことばから 互いの重荷を負い合いなさい 6:1〜5 福音に正しく立つ者は、ほかの人の弱さを助けるために努力します。パウロは、互いの重荷を負い合うとき、「キリストの律法」が成就されると言います。「キリストの律法」(2節)は、「愛の律法(戒め)」とも言えます。パウロは、愛をもって互いに仕え合いなさいと勧め(5:13)、イエスも「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい」(ヨハ 13:34)と言われました。「互いに」という単語に込められた「相互性」が重要です。互いに愛をもって仕え合い、互いに重荷を負い合うのです。互いに顧みて仕え合うことは、罪を犯した兄弟姉妹を、柔和な心で正すことも含まれます(1節)。私たちは、自分のプライドを捨てて、隣人の弱さを顧みる愛の人にならなければなりません。愛は律法の要求を満たすからです(ロマ 13:10)。
-キリストの律法とは何であり、どのように成就されますか。苦しんでいる兄弟姉妹のために、あなたがともに負うべき重荷は何ですか。
蒔いたとおりに刈り取る 6:6〜10 蒔いたとおりに刈り取ることは、神が定めた霊的原理です。信徒は、肉のために蒔くか、御霊のために蒔くか、日々選択の前に立たされます。御霊のために蒔く人生は、自分の肉のための利己的な人生ではなく、御霊に従って歩み、御霊の実を結ぶ、隣人愛の人生を意味します。私たちは、みことばを教える者とすべての良いものを分かち合い、機会のあるたびにいつも善を行うべきです。隣人に善を行い、施す人生は、犠牲を伴い、時には意味がないように思えることもあります。しかし、その瞬間にも失望してはいけません。あきらめず、神のみこころのままに善を行い続けるなら、必ず神がご自分の時に刈り取らせてくださいます。
-パウロがあきらめずに善を行い続けよと勧めた理由は何ですか。家庭や共同体のために、あなたが続けるべき良い行いは何ですか。
今日の祈り 愛を実践することが無駄なように思えても、主が示された愛の模範に従わせてください。謙遜な心で隣人の重荷をともに負い、善を行って共同体を健全に建て上げることができますように。蒔いたとおりに刈り取らせてくださる主を信じ、豊かに差し出すことができますように。
*リビングライフは「聖書 新改訳2017」を使用しています。 * リビングライフの文章のコンテンツ著作権は、ツラノ書院にあります。 |
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